Museo Jownmakc

あなたも私もフィリアス・フォッグ!

カテゴリ: LTX STUDIO ROMA

 バーガスが次元を超える。
私もVr世界に入り込む。そこは、8世紀のheiankyoの様相だ。その世界は仮想現実。
だが、その世界の中心キャスルに居る、タイム・エンペラーと呼ばれるプログラムが!
彼は、プログラムだが、擬人化されている。その姿は未来兜を被り、ビッグソードの使い手。
私、Tホークシャーは、Vr アバタールとなる。少年のようになった、デジ化身がその世界の門へ。
空中から羅生門へ降りる。財団は、ハイテクを使い、そこへ送り込む、Vr化トランスポートトレーラ
を! トレーラを動かしているのは、バーガス。
トレーラから忍者ロボットが出て来る。それに乗り込む。タイム・エンペラーとの決戦。
タイム・エンペラーは聖母マリアのような光に包まれ消滅。anohiposter
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私の、これ迄の制作・研究は、漫画を含むメディア教育・実作指導かつ、自ら作品作りをしてきた事である。漫画はメディアアートの核をなす表現である。そこから、映像、キャラクター、物語が生まれる。現在迄の研究・教育概要は、メディア芸術、その中でも漫画・映画・アニメ、そしてアートに関する事だった。これには国際学会等における発表・作品制作から、芸術史、及び作品研究クリティック迄を含む。映像、映画、アニメなどのフェスティバルにおける映像作品の製作・上映、そして漫画およびイラストレーション展示を個人的、そして学生たちと共に参加もした。海外バンドデシネにおける漫画連載も行った。それらを教育・研究にフィードバックした。次の様に考えている。

 それはカルチャーの分析と、そこから得た事を時に実作に繋げ、発表していく事を継続していくことであった。リサーチに関しては十五年来続けてきている文学漫画映画アニメなどメディア相互関係性、宗教・哲学とメディアの関係性、そこから生まれてくる表現や文化を分析する方向性だ。

 展開としては意識の変化における、モダニズムからポストモダンへの変貌、モダニズムへの回帰、共生思想など、メディアと、時代の変遷によって変化した創作物やエンターテインメント、そして宗教観や物語哲学について、事例考察することだった。考察は、学生にフィードバックされ、又、学生からのフィードバックによって発展し。良くも悪くもメディア芸術は時代を映し出し、同時に時代のムーブメントを創った。

 古典的な社会構造がメジャーであった時代には、モダニズムが台頭し、それは所謂クラシック・ハリウッドの創出した映画群にかつては代表された。戦前牧歌的なアメリカ合衆国の価値観や裕福さので成熟し、戦中・戦後、世界の主流の価値観としてのハリウッドがあった。ハリウッドは考察に値するものである。基準点がなければカウンターカルチャーはない。

 漫画の発展も非常に映画の発展とリンクすると分かった。

 映画は集合的意識の産物だった。社会で機能していた。戦後、それは世界が目指す価値観として当時のアメリカのマジョリティを反映したが、ソビエトが勢力を増した中で価値観は揺らいだ。集合的意識・無意識が、激動の中で個に向かった。社会も芸術も、カウンターカルチャーを無視できなくなった。

 機器の大量生産シンプル化により、映像カルチャー民主化した。

 漫画も大きく表現の民主化に貢献した。今、漫画はネットに乗って個人化した。

 現代メディアはかつてない、個の発信が可能になった社会の中にある。個々の作品が、個の主義や思想を反映可能。作り手と鑑賞者、という構造があるが、その可逆性も容易に達成できる。昨日の鑑賞者は今日の作り手となる。作り手になった場合、モダニズムに寄るか、ポストモダンに寄るか、作り手の内面が作品に個として反映される。あるいは軽々と過去を越えていく創作物が出る、そこにコンテクストがある。それを読み解こうとする研究

 漫画を含む物語メディアは、作り話。作り手が観客を誘導していく創作物であり、納得できる場合もあれば、違和感を感じる場合ある。それら作品が、どのような文化・思想・宗教観・哲学・流行に影響されて作られたものか、を分析しながら、社会や人類との関わりを知ろうと模索するは有意義。そうした発想を出来るように促すのも教育と考えている。

 自分史、郷土史、思想史、文学史、そこからまだ見ぬ未来を創造出来るし、そこから新しい作品への発想に繋げていける自主性を育む事も学生の持つべき時間。過去からもたらされるインスピレーションもある。過去作品へのオマージュという観点からも現代作品を分析出来る。ギリシャ神話が『2001年』へと変貌し、更に幾多のオマージュを生み出してきたように、創作の面白さはオマージュの変遷。これを理解することで、ひとつ上の鑑賞者になる。メディアとは、メディアについて語ることも機能であり魅力。古典、神話、比較宗教といった文学的見地から物語メディアの深層を読み解く展開も大切

 研究の中で感じるのは、ポップカルチャーの中に脈々と流れるセム系伝承の伝統。非常に面白い。それは、砂漠を舞台にしたSFの系譜に顕著砂の惑星、スター・ウォーズ、風の谷のナウシカ、砂漠から始まる物語の系譜は、セム系伝承や中東叙事詩、聖書の民の物語。ヨーロッパ・アメリカ・日本SFにおけるセム系伝承の系譜について考察している。『風の谷のナウシカ』も、戦後における日本のセム系伝承の系統をうけつぐものと考える可能だ。フィールドワークも大切だった。リサーチと考察を、実作作品に昇華させ

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